東北電力 伐採木を活用し、火力発電力所へ木質バイオマス燃料を導入

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東北電力は、グループ企業内で伐採木を有効活用するシステムを構築し、酒田共同火力発電所の火力発電所の燃料として、木質バイオマス燃料(木質チップ)を導入すると発表した。今回の計画は、配電線保守作業等で発生する伐採木を、グループ企業で木質バイオマス燃料に加工。その燃料を酒田共同火力発電所において、石炭と混合・粉砕し、混焼利用するというもの。使用する木質バイオマス燃料は当面約3000t/年で、それにより石炭消費量を約2000t/年削減できるという。また、導入効果として、同発電所におけるCO2排出が約5000t/年削減されると試算している。今後、木質バイオマス燃料の受入設備の建設などに着手し、2011年5月頃からの試験導入を経て、本格運用に入る予定。

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