日立 カナダ電力会社大手とCO2の回収・貯留事業で提携
日立は40年以上に渡り、石炭火力や天然ガス火力、風力などさまざまな発電分野で、サスクパワー社に発電設備を提供してきた。サスクパワー社は、CCSの商用運転や低コスト化を目指して、CCS実証計画を進めている。同計画は、カナダ政府及びサスカチュワン州からの支援も見込む。日立は、今回サスクパワー社と協力協定を締結し、同計画において、排ガス処理設備や高効率ボイラー・タービン・発電機等を提供する。バウンダリーダムCCS実証プロジェクトでは、老朽化した設備を更新するとともに、CO2を枯渇油田に注入するCO2-EOR(CO2圧入による原油増進回収法)の開発を行う。
尚、サスクパワー社が進めるCCS実証計画については、双日も参画することを発表している。カナダでは、石炭火力発電所の拡大と合わせて、CCSによるCO2排出抑制計画を推進している。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる