三菱電機 消費電力を10%削減するエレベーター群管理システムを開発

  • 印刷
  • 共有

今回、開発した群管理システムは、利用者と各エレベーターの位置関係や乗車率から消費電力を推定し、運転効率と省エネを両立させながらエレベーターを配車する。朝夕などのエレベーターが混雑する時間帯には利便性を優先し、乗車率の低い時間帯は省エネ性を優先して、配車を行うことができる。省エネを優先して配車した場合も平均的待ち時間が1~1.6秒増えるだけで、利用者の利便性に問題はないが、省エネの優先度合を顧客のニーズに合わせて調整することも可能だ。

同社はシミュレーションにより、一般的なオフィスビル(エレベーター4台・16階床)で、エレベーターの1日の消費電力量が最大で10%(約10kWh)、CO2排出量が約5.55kg削減できると試算している。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事