三井物産 メキシコで世界最大規模の下水処理BOT事業に参加
事業会社は、イダルゴ州アトトニルコ市に下水処理場を建設し、メキシコ首都圏の下水処理を行う。同処理場は、単一施設としては世界トップクラスの日量約360万トンの処理能力を持ち、メキシコ首都圏の家庭排水の60%を処理することができるという。総事業費は約800億円で、事業会社の出資金のほか、メキシコの国家インフラ基金からの助成金や銀行融資などで調達する。農作地帯であるイダルゴ州では、メキシコ首都圏から排出される下水が未処理のまま灌漑用水として利用され、社会問題となっていた。
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