東京都、業務・家庭用の空調機器業界団体と連携、温暖化対策を推進

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都と工業会及び会員各社は、本協定に基づき、地球温暖化対策、節電・省エネルギー対策の普及啓発活動を協力して実施していく。具体的には、工業会等が設置または実施するショールームやイベント等において、都の地球温暖化対策等の施策紹介をはじめ、省エネ型空調機等の上手な運転による節電方法の周知、省エネ型空調機等環境に優しい製品に関する情報提供を行っていく。また、今後、工業会等の普及啓発活動を都のホームページで紹介していく。

日本冷凍空調工業会は、業務・家庭部門のエネルギー消費の約30%程度を占める空調機等を製造している企業で構成されており、空調機や冷凍冷蔵機の効率改善に取り組む。空調機器業界は、家庭用エアコンで使用する1年間のエネルギーは、過去15年間で40%以上改善するなど、地球温暖化対策に貢献している。

東日本大震災以降、人々の節電意識が高まる一方で、火力発電の稼動増によりCO2排出量が増加しており、地球温暖化対策の一層の推進が求められている。東京都では、こうした機器メーカー団体と連携して地球温暖化対策を推進することは、日本の優れた省エネ機器の普及拡大と省エネ技術の一層の向上を通じた経済波及効果により、東京の活力の維持向上に寄与するものと捉えている。

参考:東京都 - 社団法人日本冷凍空調工業会と連携協定を締結

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