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今夏の需給見通し、関西電力は16.3%の不足、東京電力は4.5%の余剰

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今夏の電力需要について議論する、政府の「需給検証委員会」の初会合が4月23日に開催された。同委員会には、電力9社からの今夏の需給見通しの試算が提出された。今夏の需給は、関西電力が-16.3%とかなりの電力不足となるほか、北海道電力が-3.1%、九種電力が-3.7%となる見通し。一方、東京電力と中国電力は4.5%、中部電力は5.2%、東北電力は2.9%の余剰を見込む。最低減確保が必要とされている予備率3%は5社が下回った。

2010年の猛暑、2012年の経済状況、定着している節電の効果を前提とした9社全体での需給見込は1億7,025万kW。供給力は1億7,091万kWで、0.4%不足する見通し。予備率は、北海道、東北、東京電力の東日本では3.7%、その他の西日本は-3.6%となっている。

関西電力は、2012年度の最大電力は、2010年並みの猛暑を前提として、3,030万kWを想定。今夏の需給見通しは-16.3%となり、厳しい電力不足になる見通しを示した。供給面においては、融通や自家発のさらなる確保などを進め、需給面では、需給調整契約の拡充などを実施し、需要抑制対策に取り組む方針だ。

東京電力は、震災以降の被災火力の復旧等により供給力を5,771万kWまで確保。節電を考慮した需給見通し(5,360万kW)に対して、8%程度の予備力の確保を目指す考えだ。

同委員会では、今後、各電力会社の供給力をさらに精査したものをもとに、今夏の電力需給について議論をする予定。

参考:国家戦略室 - 第1回 需給検証委員会 議事次第

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