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富山市、農業用水を活用した2ヵ所の小水力発電施設が完成

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富山市が、整備を進めていた2ヵ所の小水力発電施設(同市上滝)が完成し、26日に竣工式が行われた。ともに常西用水を活用した小水力発電施設で、合計で一般家庭の約200軒分に相当する年間発電量を見込む。発電した電力は、水車のライトアップ用LED照明や公園の街灯などに利用し、余剰電力は北陸電力に販売する。

1ヵ所は常西公園に設置した小水力発電施設で、最大出力は9.9kW。水の重みで水車を回す古典的な開放型下掛け水車で、2メートルの落差を利用して発電する。年間発電量は一般家庭約23軒分の年間電力使用量に相当する8万2,600kWhを見込む。

もう1ヵ所は、東町・東新町公民館に設置した小水力発電施設で、最大出力は88kW。S型の管路にプロペラ水車ランナーを取り付けたS型チューブラ水車で、約4.5メートルの落差を利用して発電する。年間発電量は一般家庭の約176軒分に相当する63万4700kWhを見込む。

同市は、平成20年7月、「環境モデル都市」に選定されたことを受け、「富山市環境モデル都市行動計画」を策定し、公共交通の活性化やコンパクトなまちづくりと一体となったエコライフ、エコ企業活動の推進に取り組んでいる。小水力発電の整備は、その取り組みの一環で、新エネルギーの普及拡大を図るため、今年度末の完成を目指して整備を行っていたもの。本施設には、発電量を示すパネルも設置しており、今後、環境教育やエコツアーなどにも活用していく予定だ。

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