カナディアン・ソーラー、三重県で外資初のメガソーラーを建設

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カナディアン・ソーラー・ジャパンは、産業分野に本格参入する流れの一環として、三重県津市に約4ヘクタールの用地を保有する伯東と、出力2,000kWのメガソーラー建設について、共同で検討を進めることで合意したと発表した。外資系企業による、国内の大規模太陽光発電所としては初の事例となる。

具体的には、カナディアン・ソーラー・ジャパンが太陽電池モジュールの提供・プラントの保守点検を、伯東が土地の提供・部材調達・建設費用を担当し、両社共同で売電事業も手がける。カナディアン・ソーラー・ジャパンは、これを機に日本市場でより積極的にビジネスを展開したい考えだ。メガソーラーは2012年夏に着工し、2012年秋に完成。2012年度内の稼動を目指す。

カナディアン・ソーラーは、カナダ・オンタリオ州に本社を置く世界第5位の太陽電池モジュールメーカーで、欧米やアジアを中心に世界的に事業展開している。カナディアン・ソーラー・ジャパンは、2009年6月設立された日本法人で、海外市場で培った販売経験に基づき、日本市場の太陽光発電に最適なシステムを販売している。

伯東は、1953年創業のエレクトロニクス商社とケミカルメーカーの複合企業で、エレクトロニクス商社ビジネスでは、電子デバイス、電子・電気機器、電子コンポーネントの3つの柱で事業を展開している。

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