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ホンダ、埼玉県で太陽光・EVを活用したスマートホームシステム導入ハウスで実験

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ホンダは、同社のスマートホームシステム(HSHS)を導入した実証実験ハウスをさいたま市に完成させた。同施設は、モビリティーを活用しながら熱と電気など生活エネルギーを家庭で創り家庭で消費する「家産・家消」の取り組みとともに、災害時にエネルギーと移動を自前で確保できるなど家庭のエネルギー需給を総合的にコントロールする住宅。

電気自動車(EV)など電動化モビリティーやインターナビと連動させた実験により、2000年と比べてCO2の50%削減をめざすとともに、将来のパーソナルモビリティーのあり方や家庭用エネルギーのバックアップ機能の検証を行う。実証実験は、2018年までを計画している。

同実証実験ハウスに導入されるHSHSは「CIGS薄膜太陽電池パネル」「ホームバッテリーユニット(蓄電池)」「ガスエンジンコージェネレーションユニット」「給湯ユニット」「Smart e Mix Manager」で構成されている。

システムの核となる「Smart e Mix Manager」は、電力会社からの電力とシステムを構成する各エネルギー機器からの電力を最適に制御でき、家庭からのCO2排出を削減するとともに、停電や災害時における電力供給に関して、家庭単位での自立が可能なバックアップ機能を両立できる総合的なエネルギーマネジメントシステム。今回の実証実験では、得られた情報から機能をさらに進化させることで、最適なエネルギーマネジメントができることを検証する。

また、「CIGS薄膜太陽電池パネル」は、現在開発中の新型CIGS薄膜太陽電池モジュールを用い、実発電量の優位性を検証。「ホームバッテリーユニット」は、EVや電動二輪車のバッテリーリユースも視野に入れたホームバッテリーユニットの開発を推進し、システムの効果を検証。「ガスエンジンコージェネレーションユニット」は、バッテリーからの自動起動を研究し、非常時における対応を検証する。

さらに、クルマ、家、社会、エネルギーのネットワーク化により、安心で快適な暮らしをサポートする情報サービスの検証として、家電や暖房機器の遠隔操作、ナビ音声認識からの家電操作、外出先からお風呂のお湯張りや施錠、宅内モニターによる電力、ガス、料金の情報提供などの検証を行う。

同社は、モビリティーを含めた日常生活領域でのさらなるCO2削減の取り組みとして、さいたま市が推進する「E-KIZUNA project」への参加協定を締結しており、今回の実証ハウスはそのプロジェクトの一環。埼玉大学の隣接地に二棟の一戸建て住宅を建設し、さらに今後新たに建設する3棟目とこの2棟をつなぐスマートコミュニティー実証へと発展させていく。

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