今夏、関西など4電力管内で計画停電を準備、大飯原発再稼働で修正

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政府のエネルギー・環境会議は、5月14日に開催した第7回会合で、今夏の電力需給対策案をまとめた。関西、九州、北海道、四国の4電力管内において、計画停電の準備の検討に着手するほか、この4電力に、中部、北陸、中国の3電力を加えた地域において、数値を設定した節電を要請する。本案は、関西電力の大飯原発3、4号機の再稼働を前提としていないため、今夏前にその再稼働が決定すれば、対策を修正する。

今夏の節電の数値目標(一昨年比)は、関西電力管内で-15%、九州電力管内で-10%、北海道電力管内で-7%、四国電力管内で-5%+α、中部、北陸、中国の4電力管内で-5%となっている。今後、今後1週間程度で、対象地域の意向、対策の実効などを考慮して、節電目標と対策を決定する。九州、北海道、四国電力管内における計画停電の準備は、大型発電所のトラブルにより、約5~12%の供給力が失われた場合のセーフティ・ネットとして検討に着手する。

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