経産省、夏季の省エネルギー対策を公表、産業界に協力要請

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経済産業省は、6月から9月までの期間において、夏季の省エネルギー対策を促進するため、省エネルギー・省資源対策推進会議省庁連絡会議を開催し、「夏季の省エネルギー対策について」を決定した。産業界等に対して、本内容について周知し、事業者および家庭等に省エネ・節電の呼びかけを行うよう、協力を要請している。

ビル・住宅関係については、1.住宅・ビル等の省エネ対応、2.エネルギー消費効率の高い機器の選択・購入、をあげた。1では、住宅・ビル等の新築、改修等における、断熱材の利用、設計・施工上の工夫による熱負荷の低減のほか、エネルギー使用機器を最適に制御するためのエネルギー管理システム(BEMS・HEMS)の導入、ビル等における省エネ診断やESCO診断等の活用による省エネ設備の導入や運用改善等を提示。2では、特に、エアコン、冷蔵庫、テレビ、照明の購入に当たっては、消費者による省エネ性能の高い製品の選択を促すために、機器の省エネ表示をわかりやすくするとともに、きめ細かい情報提供に努めることとしている。その他、必要に応じて、省エネ家電普及促進キャンペーン(平成24年6月8日から8月5日まで)を活用し、積極的な省エネ家電・省エネランプ等の選択・購入に努めること等を明記している。

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