東京都、低炭素ビルに関する評価指標(ベンチマーク)を作成

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※画像はイメージです
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東京都は、既存中小規模テナントビルのCO2排出量を比較評価できる評価指標(ベンチマーク)を作成・公表した。本ベンチマークを利用することで、不動産投資家やテナント事業者は、投資先や入居先の選定において低炭素ビルの選択が可能となる。不動産市場における評価を通じて、低炭素ビルの普及やビルオーナーによる省エネ改修の促進を図るのが狙い。

都は、低炭素で防災力と快適性を兼ね備えた「スマートエネルギー都市」への転換に向けて、都市におけるエネルギー消費とCO2排出の起源の多くを占める、建築物の省エネ・低炭素化の推進が重要となっている。そこで、今回、「地球温暖化対策報告書制度」により収集された、3万件を超える中小規模事業所のCO2排出量等の情報を活用して、本ベンチマークを作成した。あわせて、ベンチマークの利用の手引き「建築物のCO2排出実績に関する環境情報活用マニュアル試行版」を作成・公表した。

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