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三井不動産など4団体、「ネットワーク型家庭用植物工場」の実証実験を開始

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三井不動産など4団体、「ネットワーク型家庭用植物工場」の実証実験を開始

三井不動産、千葉大学、パナソニック、みらいの4団体は、5月28日、千葉県・柏の葉キャンパスエリアにおいて植物工場の利用を推進する組織を設立し、活動の第一弾として、ネットワーク型家庭用植物工場の実証実験を行うと発表した。

組織の名称は「街中植物工場コンソーシアム 柏の葉実証部会」。本コンソーシアムでは、住宅、学校、商業施設、病院など街の中のあらゆるところに植物工場を設置し、それらをネットワークでつないで一元管理し、地域での最適利用を行う「みらい畑スマートネットワーク」の構築を目指す。

第一弾となる今回の実証実験では、同エリアの住民10世帯程度をモニターに、パナソニックが開発した家庭用植物工場を設置し、千葉大学監修のもと、みらいが開発した家庭用栽培レシピ(種・苗など)を使用して、野菜の栽培を行う。また、家庭用植物工場は住宅におけるインテリア性も追求し、千葉大学工学部が外観デザインを行う。実験期間は2012年9月1日から2013年8月31日までで、7月より1台のみ先行実施する。

本実験のポイントとして、実際に生活者がいる家庭での本装置による野菜栽培と、家庭用植物工場を単体で利用するのではなく、ネットワーク化することによる付加価値の検証の2点をあげる。同エリアでは、既に千葉大学に大規模な植物工場拠点、駅前の商業施設「ららぽーと柏の葉」に中規模タイプの植物工場が設置されている。ネットワーク構築に向けて、家庭用の実証実験の開始に合わせ、各植物工場をつないだ専用WEBサイトを立ち上げ、専門家による栽培支援やモニター同士の交流支援などの新たなサービスを提供し、その有用性や商業性を検証する。

また、家庭での本装置による野菜栽培では、みらいが提供する栽培レシピによる実際の生活空間での使用状況などのほか、大規模植物工場とは異なり、家庭用植物工場では各家庭の温度や湿度などで生育状況が多少変化する可能性があるため、その度合いも検証する。

今回使用する家庭用植物工場の外寸法(開発中につき、予定)は、約60cm(幅)×約38cm(奥行)×約85cm(高さ)。光源にLED照明を使用し、5~7株の栽培が可能。モニターは野菜類やハーブ類等の全30種から自由に選択して栽培できる。

柏の葉キャンパスエリアでは、2011年12月に内閣府より指定された「環境未来都市」と「総合特区」の両制度を活用し、規制緩和や財政支援を受けながら大規模な「スマートシティ」としての街づくりが進められている。本取り組みもその一環で実施される。

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