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村田製作所、電源バックアップ用キャパシタ量産をスタート

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村田製作所、電源バックアップ用キャパシタ量産をスタート

村田製作所は、電源バックアップ用途向けに、低抵抗かつ薄型で高温長期信頼性に優れた高信頼性電気二重層キャパシタ「DMGシリーズ」について、6月より福井村田製作所にて20万個体制で量産を開始すると発表した。

サンプル価格は2.1Vが400円、4.2Vが700円。DMGシリーズの特徴として、70℃下で5年の長期信頼性、70mΩ~130mΩの低ESR (等価直列抵抗) により大電流や高出力の充放電が可能、-30℃~+85℃の動作温度範囲、の3つがあげられている。電解液など材料を最適化することで高温下での特性劣化を抑制し、これまで不可能だった高温対応を実現した。また、70mΩの低抵抗を薄型パッケージで実現することで、幅広い入出力範囲で高効率での充放電を可能としている。

長期間の使用が期待される用途において、SSD(補助記憶装置の一種)をはじめ通信システム等の電源バックアップのほか、エネルギーハーベスティング用やスマートメータ用のキャパシタとして、幅広い入出力範囲で使用可能なデバイスとなっている。

同社では、2008年に事業提携した豪州CAP-XX社の技術を導入し、電気二重層キャパシタDME、DMDシリーズを2010年12月より量産している。一方、近年普及が進むSSDでは、電力遮断時のバックアップ用として高温下での長期信頼性を満足する薄型かつ低抵抗のキャパシタが求められていた。

電気二重層キャパシタは、一般的な二次電池が化学反応を利用してエネルギーを蓄電するのに対して、活性炭表面のイオンの物理吸着のみで蓄積を行う装置。充放電が半永久的に繰り返し行えるほか、急速な充放電も可能で、鉛などの有害物質を使用していないため、環境負荷の少ない蓄電装置としても注目されている。電子機器のメモリーバックアップからハイブリッド車、夜間電力の蓄電まで、幅広い用途での利用が期待されている。

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