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神戸製鋼、加古川製鉄所に高効率・省エネ型の発電設備を増設

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GTCCは、圧縮した燃料ガスと空気を燃焼させて直接ガスタービンを回して発電すると同時に、ガスタービンより排出された燃焼排ガスを利用することで排熱ボイラでも蒸気を発生させ発電する、高効率・省エネ型の発電設備。これにより同社既設のボイラ・タービン発電設備と比べて、発電効率が相対的に約30%向上する。

同所では現在、2014年12月の完工を目指して自家発電所ボイラの全面的な更新工事に取り組んでいる。当初計画では、5缶のガス焚きボイラを順次解体撤去し、3缶のボイラとGTCC1基に置き換えることで、発電効率向上によるコストダウンと年間13万トンのCO2削減効果を見込んでいた。

また、GTCCは省エネ・CO2削減やコストダウン効果が大きい高効率発電設備だが、当初計画では、その燃料としてベースとなる高炉ガスに、補助的にコークス炉ガスやLPGを添加した一定以上の発熱量を有する燃料が必要となることから、製鉄所全体のエネルギーバランスを考え、1基のみの導入を予定していた。

しかしその後、GTCC燃焼器の性能改善や燃焼制御・監視技術の向上などにより、発熱量が低い燃料でもGTCCを安定的に稼動出来ることが確認できたため、今回、新たなGTCC燃焼器の開発を行い、最新の技術を適用することで低発熱量である高炉ガス専燃でのGTCC安定稼動を実現し、コストダウンを目指すことになった。

同社は、今回のGTCC増設により、更なるコストダウンと同時に、CO2削減効果についても当初の年13万トンから41万トンに拡大することを見込んでいる。

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