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NEDO、地下水を利用したヒートポンプ空調システムの実証試験開始

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地下水を熱源として活用し空調の消費エネルギーを削減することを目的に、地下水の温度に応じて高効率運転する水冷式ヒートポンプシステムの効率、信頼性等を実証する。

同プロジェクトでは、このほか都市における下水管路網を活用した下水熱利用・熱融通技術など5件のテーマを実施しており、現状システムに比べて1.5倍以上高効率の次世代ヒートポンプシステムの開発を進めている。

ヒートポンプは、冷暖房・給湯のエネルギー消費削減に最も効果的な機器だが、機器単体の改良だけでは削減効果は限定的なため、熱源や利用側等を含めてシステム化し、ヒートポンプが効率的に作動するように技術を開発する必要がる。同プロジェクトでは、現状と比較して1.5倍以上の効率を有するシステムを確立するため6件のテーマで技術開発を行っている。

地下水は、夏期は冷熱、冬期は温熱が取り出すことができるが、利用実績が少なく今後活用が期待される熱源。同事業においては、従来のビル用マルチ空調に比べて高効率な地下水を熱源としたヒートポンプ空調システムの開発を行っている。同システムは、地下水を直冷房に利用するフリークーリング機能を備えるとともに、地下水の水質浄化処理機能により長期安定運転ができるのが特長。

今回、信州大学長野キャンパス内に、同空調システムを採り入れた2教室と、その比較対象として従来タイプの空調システムを採り入れた1教室に実機を設置し、実証を開始した。

今後、冬期実証運転と夏期実証運転を行うことにより高効率化性能の実証を行う。また同様に、各テーマにおいても実証試験を行い、2012年度末までに1.5倍以上の効率達成を実証する予定。

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