今夏、家庭での節電実施率は照明で8割、エアコンで9割

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今夏の節電の実施率は、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビなど、各節電行動のほとんどで6割を超えていた。特に、照明の節電は、「こまめに消灯」「日中はなるべく消灯」が9割、エアコンの節電についても「使用を控える」「室温と高めに設定する」は8割を超える実施率であった。

また、前回調査と今回調査の結果から、エアコン、照明、テレビ、温水便座、家電製品の待機電力に関する節電では、いずれも震災を機に15〜27%と実施率が大幅に上昇し、今夏の実施率も高い状態が維持されていたことがわかった。一方、冷蔵庫に関する節電は、震災を機に実施率が1割程度上昇したものの、今夏の実施率は震災前の水準に戻っていた。節電が食品に与える影響について、生活者が懸念を抱いたことが実施率低下の一因と考えている。今後、節電の普及・定着を図っていくには、節電が生活全般に影響を及ぼすことを考慮して、冷蔵庫の設定温度に関する情報など、生活者が懸念する影響の克服方法や軽減方法についての情報提供を行うことが重要と指摘する。

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