千葉大、水素ステーションで回収したCO2をトマト栽培に利用
東京ガスは、地域水素供給インフラ技術・社会実証事業の一環として運営する燃料電池自動車向けの「羽田水素ステーション」で回収したCO2を、千葉大学が運営する「農林水産省植物工場千葉大学拠点」に12月から供給する。水素ステーションで都市ガスから水素を製造する際に発生するCO2を回収して、植物工場で有効利用する試みは世界初。
同社は、水素ステーションでCO2を回収したあと、液化してCO2ボンベに詰めて、千葉大植物工場に車で運搬。当面は、敷地面積約1,000㎡のトマト栽培施設に、毎月ボンベ2本、約320kgのCO2を供給する予定。
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