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国内バイオビジネス、5年間でエネ市場は1.8倍、アグリ市場は1.2倍に拡大

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総合マーケッティング会社の富士経済は、医療をはじめ、アグリ(農業)、エネルギー、化粧品、研究支援、食品の国内6分野のバイオビジネス市場を調査した結果を発表した。2015年の市場予測によると、エネルギー市場は2010年比184.9%の982億円、アグリ市場は2010年比123.2%の6,441億円に拡大する見通し。

2010年の国内バイオビジネス市場は、医療市場が53%、アグリ市場が27%を占める。今後、市場はバイオ医薬を中心とした医療市場の伸びによって年率8%強で伸長し、2015年には2兆8,531億円(2010年149.7%)になると予測する。

エネルギー市場は、バイオエネルギー市場とバイオマス関連プラント市場を対象としている。2010年の同市場は、前年比203.4%の531億円だった。バイオエタノールとバイオディーゼルで構成されるバイオエネルギー市場が順調に伸びており、特に2010年はバイオエタノールを含むバイオガソリンの本格発売で急拡大した。

バイオマス関連プラント市場は、プラントで発電した電力市場を対象としており、直接燃焼発電のウエイトが高い。原油価格により増減するが、製材工場などで導入が進んでおり、一定の需要が断続的に存在する。また、東日本大震災後に分散型電源への関心が高まっていることから、将来的な拡大が期待されている。

アグリ市場は、穀物市場(遺伝子組み換え穀物)、果樹・花卉市場、植物工場市場を対象としている。穀物市場が圧倒的なウエイトを占める。穀物市場は遺伝子組み換え穀物が増えていることや、バイオ燃料原料としての需要増で、特に2007年〜2008年は穀物価格が急騰したことにより大幅に拡大した。しかし、2009年は一転して穀物価格が急落したことにより大幅に縮小した。2010年の同市場は、前年比102.2%の5,229億円だった。

国内バイオビジネス市場は、2008年は大きなウエイトを占める医療市場とアグリ市場が共に伸び拡大した。特に前述の通り、アグリ市場が大幅に伸びたことから、前年比20%以上の伸びを示した。2009年はアグリ市場が大幅に縮小したが、医療市場が順調に伸びたため、前年比マイナス10%にとどまった。2010年は再び拡大し、前年比11.2%増の1兆9,059億円となった。

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