リチウムイオン電池市場は2015年まで年平均21.7%で拡大

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矢野経済研究所は、6月から11月にかけて、リチウムイオン電池(LIB)世界市場を調査した結果を発表した。これによると、2011年度LIB世界市場規模は、メーカー出荷金額ベースで前年度比108.2%の1兆1,693億円となり、順調に伸長する見込み。また、2013年度には1兆8,058億円、2015年度には2兆8,834億円市場に拡大し、2010年度から2015年度までの年平均成長率(CAGR)は21.7%となる見通し。

また、産業用、車載用LIB市場の拡大により、2013年度の市場構成比は、民生用が71.5%、産業用が3.3%(600億円)、車載用が25.2%(4,548億円)となり、2015年度には民生用の構成比は52.0%にまで低下し、産業用は15.0%(4,326億円)、車載用は33.0%(9,520億円)までそれぞれ拡大すると予測する。

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