> > 大阪ガスなど、食品関連業界向け安価なバイオガス化システムを開発

大阪ガスなど、食品関連業界向け安価なバイオガス化システムを開発

記事を保存

大阪ガスとダイキアクシスは、少量の生ごみを経済的にバイオガス化する「コンパクトバイオガス化システム」のパイロット機を開発し、同機を大阪ガスのエネルギー技術部に設置した。また、同時に地区内の大阪ガス社員食堂から排出される10kg/日の生ごみをバイオガス化する実証試験を開始した。

近年、食品工場、スーパーなどの食品関連業界では、循環型社会を目指した取組みが強化されており、食品工場・生ごみ処理施設などでは、バイオガス化システムを設置してCO2の発生量の抑制に取り組んでいる。

しかし、従来のバイオガス化システムは5t〜10t/日以上の食品廃棄物を排出する大規模施設を対象としており、10kg〜1t/日程度の少量の食品廃棄物を排出する小規模食品工場等への導入が困難だった。

今回、開発されたシステムは、受入槽、固液分離槽、バイオガス化槽、排水処理槽から構成されている。従来はそれぞれ独立して配置されていたが、単一槽にしてそのなかで仕切ることでコンパクト化を図った。また、ポンプなどの機械装置を大幅に削減することによって、導入費用の削減も実現した。

同システムは、10kg〜1tの生ごみから0.7m3〜70m3/日のバイオガスを回収。回収されたバイオガスは、燃料としてガスコージェネレーションシステム、ガスボイラー、ガス吸収式冷温水器など多用途で利用できる。

実証試験は、平成23年12月〜平成24年6月まで実施し、10kg/日の生ごみを処理することにより、1日0.7m3のバイオガスが安定的に発生することなどを確認する予定。同試験の結果により、次年度には100kg/日程度の生ごみを処理する食品関連事業者の敷地内での実証試験行うとともに、小型バイオガス化システムの実用化を加速し、平成25年度の商品化を目指す。

安価でコンパクトな点から、これまでシステムの導入が困難だった小規模食品工場、商業施設、スーパー、集合住宅で、特に注目のシステムだ。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.