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カネカ、ベルギー研究開発機関とヘテロ接合太陽電池の高効率化を達成

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カネカはベルギーの研究開発機関imecと共同で、銅エレクトロプレーティングによる集電極を設けた大面積(6インチ角)のヘテロ接合太陽電池セルで、電力変換効率22.68%を達成したと発表した。

この成果は、imecの最先端銅エレクトロプレーティングをベースに、同社の開発したヘテロ接合用銅エレクトロプレーティング技術を用いて達成された。電力変換効率はFraunhofer ISE CalLabにより認証された。

太陽電池の製造においては、性質の異なる材料を接合した、ヘテロ接合太陽電池セルの集電極形成には銀のスクリーン印刷技術が一般的に用いられている。しかし、この技術では電気抵抗の低減と細線化が困難であること、また、高価な銀を用いることによる高コストが変換効率の向上と低コスト化の障害となるなどの課題があった。両者は、昨年11月、この銀のスクリーン印刷プロセスを、銅エレクトロプレーティングプロセスで置き換えることで、集電極形成プロセスを技術面でもコスト面でも大幅に改善した、高効率ヘテロ接合シリコン太陽電池を開発した。そのときの変換効率は21%以上。今回、さらなる高い電力変換効率を達成した。

カネカの太陽電池欧州研究部門は、ベルギー国ルーベン市にあるimecキャンパスに位置しており、imecの最先端太陽電池研究施設を利用できる。両者の協力関係が、薄膜太陽電池の改良と次世代ヘテロ接合太陽電池の開発につながった。カネカは、次世代ヘテロ接合太陽電池に量産に向けて、本研究開発を自社内にて精力的に行っていく考えだ。

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