JX日鉱日石金属、札幌豊羽地区での地熱開発の調査井から噴気を確認

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※画像はイメージです
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JX日鉱日石金属は、豊羽地区(札幌市南区定山渓)において、地熱発電の可能性について調査を進めている調査井の一本から、水蒸気の噴気を確認したと発表した。同社では、今回短期噴出試験により得られたデータを活用し、2015年頃までを目途に引き続き調査を実施し、同地区における地熱開発の可能性についてさらに検討を進めていくとしている。

豊羽地区は、NEDOが2010年度までに実施した調査により、地熱発電に関して大変有望な地域であることが確認されている。この結果を受け、同社が地熱に関する調査を引継ぎ、2011年度には、2011号調査井のボーリング掘削を行った。今回の噴気は、同調査井において、噴出と坑口圧力、地熱流体の賦存状況を把握するために行なった短期噴出試験の中で確認された。

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