三井造船の100%出資子会社の三井造船マシナリー・サービスは、全国で初めてディーゼル発電装置に無瞬断装置付きのリチウムイオン電池式バッテリーを搭載させたハイブリッド方式の交通信号用非常用発電装置を宮崎県警察本部に納入した。
今回納入された交通信号用の非常用発電装置は、全国で初めてバッテリーを用いてハイブリッド方式にしたことが大きな特長。従来の装置では、発電機のみで構成していたため、震災等で停電した際には非常用発電機が稼働するまでに30秒~1分ほどかかっていたが、バッテリーとの併用により交通上危険な無点灯時間をなくすことが可能となった。また、搭載されている低騒音ディーゼル発電装置により72時間は連続給電することができる。