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日立、世界初 5MW級ダウンウィンド洋上風力発電システム開発に着手

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日立、世界初 5MW級ダウンウィンド洋上風力発電システム開発に着手

日立製作所は、洋上風力発電システムの大型化ニーズに対応するため、世界初の5MW級ダウンウィンド洋上風力発電システムの開発に着手した。経済性を向上するため、風力発電システム全体を軽量化するなど新技術を投入し、高性能・高効率のシステムを目指す。2014年度から実証試験を開始し、2015年度の販売開始を予定している。

同社が風力発電システムで採用しているダウンウィンド方式は、丘陵地帯など吹上風が吹く地帯での発電量が多くなるのが特徴で、浮体式洋上風力の場合、この特徴が大きく生かされるため注目されている。また、着床式洋上風力では、風見鶏効果により風荷重が低減されるため、基礎工事コストを抑えることができる。着床式洋上風力として納入した風力発電システムが東日本大震災に耐えたことから、信頼性の高さも特徴となっている。

浮体式洋上風力では、環境省で実施している100kWの実証試験を五島列島で開始しているほか、経済産業省が福島県沖での実証試験も計画している。同社は、これらの実証試験に参画するとともに、着床式・浮体式両方に適した風力発電システムの開発を目指す。

7月には、富士重工業から風力発電システム事業の日立への事業譲渡が完了。製品名「HWT(Hitachi Wind Turbine)」シリーズとして開発・製造を開始した。日立は、現在までに約70基の2MWダウンウィンド風力発電システムを受注した実績があり、今後、さらに営業活動を強化し、2015年度に風力発電システムで国内トップシェアを目指したい考えだ。

なお、今回の開発に加え、今後、需要の増加が見込まれる、低風速域対応の2MWダウンウィンド陸上風力発電システムの開発も推進していく。

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