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2011年度 業務用給湯器市場 前年度比20.5%伸長 リニューアル需要拡大

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矢野経済研究所 業務用給湯器市場予測 矢野経済研究所は、ガス給湯器メーカー、ガス会社、温水ヒーターメーカー、ヒートポンプ給湯器メーカー、太陽熱温水システムメーカーを対象に、国内業務用給湯器市場の調査を実施し、その結果を発表した。

2011年度の業務用給湯器市場規模は、リーマンショック後の落ち込みから回復し、台数ベースで48,835台(前年度比20.5%増)、金額ベースで315.2億円(同12.5%増)と伸長。ただし、機器の低価格化が進んでいるため、台数ベースと比較して金額ベースの伸びは低い。2012年度も、台数ベースで53,000台(同8.5%増)、金額ベースで317億円(同0.6%増)と引き続き伸長すると予測している。

近年の新築建設市場は停滞しているが、特にガス給湯器において運転効率の高いマルチシステム(複数台連結)の市場投入によりリニューアル需要が拡大しており、2011年度業務用給湯器市場の内訳は新設での需要が45%、リニューアルでの需要が55%になっている。さらに、エコキュート(自然冷媒給湯器)等の電気式ヒートポンプ給湯器の普及も市場拡大に貢献した。

業務用給湯器市場におけるリニューアル需要の比率は、2011年度の45%から、2022年度には70%以上に拡大すると予測。今後は、リニューアル需要の拡大だけでなく、高齢化社会の進展とともに病院用、福祉・介護施設用等の市場が成長し、2015年度の業務用給湯器の市場規模は台数ベースで63,200台、金額ベースで355億円、2022年度の同市場は台数ベースで80,500台、金額ベースで451億円に拡大すると予測している。

業務用給湯器の種類(熱源)としては、ガス給湯器(ガス)、温水ヒーター(ガス、石油)、ヒートポンプ給湯器(電気)、太陽熱温水システム(太陽熱)があり、熱源間の競合が激しくなっている。業務用給湯器市場では、もともと大容量の温水ヒーターのシェアが高かったが、近年ではガス給湯器がマルチシステムでシェアを伸ばしている。

また、既に家庭用としては普及しているエコキュート等の電気式ヒートポンプ給湯器も、業務用の大型機種が開発・製品化されて急速に普及し、市場拡大に貢献している。さらに、省エネのために、業務用の太陽熱温水システムも再注目されるようになっている。

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