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Qセルズ、60セルモジュールで世界最大出力を達成

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独太陽電池メーカーであるQセルズグループは、60セルモジュールで世界新記録となる出力301Wp を達成したと発表した。出力結果は、独立した検査機関SGS(SGS Institut Fresenius)にて認定された。

新記録を樹立したモジュールは、昨年の発表以降、更なる開発が進められているQセルズ独自技術のセルコンセプトQ.ANTUM(クアンタム)をもとに開発された。セルの基礎素材には、機能性ナノ薄膜を裏面に形成したN型180µm厚の多結晶シリコンウェハーを採用し、コスト効率の高いスクリーン印刷によるメタルコンタクトを実現した。

また、今年のはじめには、同様のセル構造を用いたもので、すでに変換効率20.9%を実現している。この高品質なセル60枚を、ソニーケミカル&インフォメーションデバイス ヨーロッパから提供された導電接着剤を用いて相互接続し、モジュール化した。その結果、ホウ素-酸素による光劣化現象を防ぐと同時に発電量が増加し、より高いパフォーマンスと長期的に安定性を提供することが可能になった。

Qセルズは、ヨーロッパで6年連続トップの生産量を誇る太陽電池メーカー。しかし、2012年4月3日付けでドイツにて会社更生法の申請を行い、現在、事業継続へ向け再構築を図っている。一方、ドイツおよびマレーシアの製造拠点での生産は継続しており、太陽光発電システムを世界各国の顧客に提供している。同社は、今回の記録達成について、太陽光発電業界をリードし続けるQセルズのパフォーマンスと高品質を誇るドイツメーカーの技術革新力を示したとしている。

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