東京電力、9月から家庭や商店等の電気料金を平均8.46%値上げ

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東京電力は、9月1日より家庭や商店、事務所等の電気料金を平均で1.97円/kWh、8.46%値上げすることを発表した。同社は、5月11日に電気料金の値上げに関わる電気供給約款の変更について経済産業大臣に申請。同省から示された査定方針に基づき、7月20日に認可申請の修正を同省大臣に提出し認可された。

■従量電灯B(ご契約アンペアごとの平均使用量の場合)
契約
アンペア
平均
使用量
新料金
(月額)
旧料金
(月額)
値上げ額
(月額)
値上げ率
※[ ]は申請時
10A 60kWh 1,356円 1,328円 28円 2.1%
[3.4%]
15A 110kWh 2,440円 2,389円 51円 2.1%
[3.4%]
20A 160kWh 3,776円 3,649円 127円 3.5%
[5.0%]
30A 230kWh 5,816円 5,565円 251円 4.5%
[6.1%]
40A 350kWh 9,316円 8,718円 598円 6.9%
[8.6%]
50A 450kWh 12,505円 11,465円 1,040円 9.1%
[10.8%]
60A 540kWh 15,402円 13,964円 1,438円 10.3%
[12.0%]

一般家庭に多い「従量電灯B」は、契約容量による「基本料金」は据え置かれたが、従量別に3段階に分けられた「電力量料金」は値上げされる。1kWhあたりの料金は、120kWhまでの「第1段階」は17.87円が18.89円に、120kWh~300kWhまでの「第2段階」は22.86円から25.19円へ、300kWh以上の「第3段階」は24.13円から29.10円に値上げ。同社設定の平均モデル(30A契約、使用量290kWh)では、月額料金が6,973円から7,332円へ5.1%の値上げ。使用量が多くなるほど値上げ幅が大きくなる。

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