> > 環境問題に関する世論調査 「3R」「生物多様性」などの認知度上昇

環境問題に関する世論調査 「3R」「生物多様性」などの認知度上昇

記事を保存
環境省「環境問題に関する世論調査」- 再利用や再生利用のために行っていること

※クリックで拡大

環境省は「環境問題に関する世論調査」の結果を公表した。今回は、特に循環型社会、自然共生社会に関する意識を主要なテーマにしている。同省では、同調査の結果を、今年度見直しを予定している循環型社会形成推進基本計画及び現在改定中の生物多様性国家戦略に反映するとともに、循環型社会の形成や、生物多様性を社会に主流化するための施策の実施に活用する。調査項目は、大きく分けて「循環型社会に関する意識」「自然共生社会に関する意識」の2点。概要は以下の通り。

「循環型社会に関する意識」のうち「3Rの言葉の認知度」については、「言葉の意味を知っている」と答えた人の割合が33.3%、「意味は知らないが、言葉は聞いたことがある」と答えた人が24.8%、「聞いたこともない」と答えた人が40.5%だった。前回調査(平成21年6月)と比較すると「言葉の意味を知っている」と答えた人の割合が約4%上昇し、「聞いたこともない」と答えた人が約5%低下しており、3Rに対する認知度が高まっていることが分かった。

また「ごみを少なくするために大切だと思う行動」については、「食べ残しをしない、買いすぎや作りすぎをしないなど、食品を捨てないようにする」を挙げた人の割合が69.0%、「詰め替え製品を使う」を挙げた人が66.2%、「レジ袋をもらわない、簡易包装を店に求める」を挙げた人が66.0%など、ごみを少なくするよう行動している人が多いことが分かった。「再使用や再生利用」については、「家庭で出たごみは種類ごとに分別して、定められた場所に出す」を挙げた人の割合が83.3%と最も高く、再利用や再生利用の意識が高まっていることが分かった。

「循環型社会の形成についての意識」については、大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会から脱却し、循環型社会を形成する施策を進めていくことについてどのように思うか聞いたところ、「現在の生活水準を落とすことであり、循環型社会への移行は受け入れられない」と答えた人の割合が3.1%、「現在の生活水準を落とさず、大量生産、大量消費は維持しながら、廃棄物の再使用や再生利用を積極的に進めるなど、できる部分から循環型社会に移行するべきである」と答えた人が49.5%だった。

一方「自然共生社会に関する意識」のうち「生物多様性の言葉の意味を知っているか」聞いたところ「言葉の意味を知っている」と答えた人の割合が19.4%、「意味は知らないが、言葉は聞いたことがある」と答えた人が36.3%、「聞いたこともない」と答えた人が41.4%だった。前回調査と比較すると「言葉の意味を知っている」人は約7%、「意味は知らないが言葉は聞いたことがある」人は約13%上昇、「聞いたこともない」人は約20%低下しており、徐々に認知度が上がっていることが分かる。

また「生物多様性の保全のために、国、地方公共団体、事業者、NPOやNGOなどの民間の団体、国民などのどのような取組が重要だと考えるか」聞いたところ「国による自然保護地域の拡大や自然の再生」を挙げた人が70.8%と最も高かった。「事業者の生物多様性の保全への取組についてどのようなものが重要だと考えるか」聞いたところ「省資源、省エネルギーや3Rの取組を促進すること」を挙げた人の割合が57.3%、「生物多様性への取組の方針と実績をわかりやすく公表すること」を挙げた人が54.6%だった。

参考:環境省 - 「環境問題に関する世論調査」の結果について

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.