栃木県足利市、市民総発電所構想で1億円のスマートグリッド導入事業

  • 印刷
  • 共有

足利市では、スマートシティを目指す「足利市民総発電所構想」を掲げ、スマートグリッド通信インタフェース導入事業に取り組む。本事業では、市内公共施設のBEMS(電力監視装置)などをネットワークにより一元管理することで、地域全体での電力使用状況等に応じた各施設の節電を効率的に実施することを目指している。

事業費は1億600万円。具体的には、市役所、公民館、小中学校などの公共施設52カ所にBEMSを、一般家庭10カ所にHEMS(家庭用電力監視装置)を導入する。そのほか、太陽光発電システムとピークシフト機能付き蓄電池を設置した節電と防災の拠点整備や、電気自動車に外部電源供給装置を導入する研究を行う。本事業の成果を踏まえ、各機器・設備等の間の通信インタフェースの標準化を推進する。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事