> > 東京発電、箱根町で廃止された小水力発電を再開発

東京発電、箱根町で廃止された小水力発電を再開発

記事を保存
東京発電、箱根町で廃止された小水力発電を再開発

東京電力の100%子会社である東京発電(東京都港区)は、設備の老朽化などから昭和59年に廃止された小水力発電「須雲川発電所」(神奈川県箱根町)を再開発する計画を発表した。平成25年4月の運転開始を目指し、10月に工事に着手する。

須雲川発電所は、昭和29年に神奈川県箱根町の旅館が建設し、自家用発電所(出力120kW)として運転した後、昭和59年に廃止された。本発電所は、廃止後、箱根町に設備譲渡され、水槽設備の一部は箱根町への水道水供給に利用されていたが、他の設備は未利用のままとなっていた。

本事業では、水路・水圧鉄管等の健全な既設設備を最大限活用し、自然環境に配慮した発電所として再開発を行う。同社は再開発の検討にあたり、昨年より箱根町、地権者、漁協組合、関係官庁等の関係者の方々と協議をすすめてきたが、再開発の見通しが立ったことから、今回、再開発計画を決定した。7月から固定価格買取制度が施行されるなど、更に小水力発電への期待が高まってきていることから、今後も積極的に水力発電所の開発を推進していく考えだ。

東京発電は1928年に設立された水力発電の専門会社。80年余にわたり、開発と既設発電所の譲受を進め、関東甲信越地域に67カ所、総出力約18万kWの水力発電を有する。近年は、再生可能エネルギーを有効活用するため、廃止発電所の再開発、および上下水道を利用したマイクロ水力発電所の開発にも取り組んでいる。

須雲川発電所は、最大出力190kW、水車は横軸フランシス水車1台。使用水量は0.58m3/s、有効落差は41.84m。発電電力量は年間約110万kWh(一般家庭約250軒分の年間使用電力量に相当)。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.