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韓国ハンファグループのQセルズ買収、債権者集会で承認 世界展開を加速

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独太陽電池大手のQセルズグループは、韓国の大手財閥企業である韓国ハンファグループによる買収に合意したと発表した。ドイツの研究開発・製造拠点および日本を含む海外拠点も含め、Qセルズの事業の大部分がハンファグループに移管される。

ハンファグループは、8月26日、Qセルズの管財人と、Qセルズを買収することで合意。これを受けて、8月29日、ドイツのデサウロスラウで開催されたQセルズの債権者集会で、ハンファへの事業売却が、参加者の過半数によって承認された。4月に会社更生法の申請を行ったQセルズは、ハンファグループ傘下で再建を進めていく。ハンファグループは、Qセルズの買収を通じて、太陽光発電業界におけるグローバル展開を加速させる。

買収価格は、営業債務の引き受け部分(1~5億ユーロ相当)と、キャッシュによって支払われる部分(数千万ユーロ)から成る。キャッシュ部分の金額は今後、ハンファグループが引き受ける追加債務の金額によって変動する。また、当買収は今後、独占禁止法(反トラスト法)関連の承認が得られることが条件となる。

移管の対象となるのは、ドイツ国内事業については、ビッターフェルドヴォルフェンにおけるセル・モジュールの研究開発および製造拠点と、在ベルリンの管理部門で、海外事業については、マレーシアの製造拠点の従業員500人と、日本を含む複数の営業拠点。事業再構築の一環として、従業員約1,550人の内、1,250人をハンファグループが引き受ける。ハンファグループとの統合に伴い、機能が重複することとなるQセルズドイツ国内の管理部門においては、人員の削減が行われる。

ハンファは、2011年の売上高316億米ドルを誇る韓国最大手。その事業範囲は化学、銀行・保険、エンジニアリング、製薬および建設と、多岐に渡る。また、中国の子会社「ハンファ・ソーラーワン」を通じ、太陽光発電事業にも参入している。

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