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ソーラーフロンティア、CZTS太陽電池の変換効率で世界記録、IBMなどと共同研究

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ソーラーフロンティアは、銅、亜鉛、スズ、硫黄、セレンを主成分とするCZTS太陽電池で、CZTS太陽電池セルのエネルギー変換効率として世界最高記録となる11.1%を達成したと発表した。IBMコーポレーション、東京応化工業、DelSolar社と共同研究によって実現した。

CZTS太陽電池は、入手し易く安価な原材料を主成分とした化合物系太陽電池のひとつ。レアメタルフリーでコスト競争力に優れており、また、量産化にも適しているため、次世代太陽電池として期待されているが、変換効率が低いという課題があった。

ソーラーフロンティアは、昭和シェル石油グループの太陽電池メーカー。銅、インジウム、セレン、ガリウム、硫黄を主成分とした化合物系太陽電池のCIS薄膜系太陽電池の製造・販売を行っている。CIS薄膜系太陽電池においては、先日薄膜系として世界最高となる17.8%のエネルギー変換効率を達成した。CZTS太陽電池技術はCIS技術の延長線上にある。

同社は、2010年に、IBMコーポレーションとCZTS太陽電池セルの共同開発を行うことで同意。この合意に基づいて、両社はIBMが培ってきたCZTS太陽電池技術と、ソーラーフロンティアのCIS技術を持ち寄り、CZTS太陽電池の共同開発を進めてきた。

また、昭和シェル石油は、7月に、NEDOからCZTS薄膜太陽電池の高効率化技術の研究開発について、採択予定先として選定されている。本開発は、昭和シェル石油のほか、産業技術総合研究所、立命館大学、東京工業大学、鹿児島大学、筑波大学、龍谷大学の7機関が参加した産学官連携コンソーシアムが担うプロジェクトとして提案されている。

※上記記事につきまして、一部誤記がございましたため、次の通り本文記事を訂正させていただきました。お詫びとともに訂正申し上げます。(2012/09/05)
【誤】...CZTS太陽電池は、高価なシリコンを使わず、入手し易く安価な有機化合物を主成分とした化合物系太陽電池のひとつ。...
【正】...CZTS太陽電池は、入手し易く安価な原材料を主成分とした化合物系太陽電池のひとつ。...

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