> > コニカミノルタグループ、海外の生産工場でWETによる排水の生態系への影響を評価

コニカミノルタグループ、海外の生産工場でWETによる排水の生態系への影響を評価

記事を保存

コニカミノルタグループは、生産拠点における生物多様性対応の取り組みとして、マレーシアの生産拠点で、排水が生態系へ及ぼす影響を測定するWET評価を実施した。同グループが海外の生産拠点でWET評価を実施したのは今回が初めてとなる。

WET(Whole Effluent Toxicity)は、個別の化学物質を評価するものでなく、排水そのものが水生生物へ影響を及ぼすかを評価する手法。従来の排水管理手法と異なり、未規制物質や複数の化学物質による生態系への複合的影響を総合的に管理することができる。

同グループでは、「生物多様性対応指針」に則り、業界に先駆けて2011年度に国内4工場に対してWET評価を実施し、供試生物3種への影響が認められないことを確認している。この取り組みを海外へ展開し、マレーシアの生産拠点で、新しい排水管理手法として世界的に注目されている「バイオアッセイ(生物応答)を利用したWET評価」を7月に実施した。

今回WET評価を実施したのは、コニカミノルタオプティクス傘下の生産拠点であるKonica Minolta Glass Tech (M) Sdn. Bhd.(マレーシア マラッカ州)。本評価では、現地の研究機関であるSIRIM Berhad(マレーシア セランゴール州)の協力のもと、水辺に生息する生物である藻類(ムレミカヅキモ)、甲殻類(オオミジンコ)、魚類(コイ)を用いた試験を実施した。その結果、3種の供試生物への影響(藻類:生長阻害、甲殻類:遊泳阻害、魚類:急性毒性)が認められないことを確認した。

コニカミノルタでは、生産拠点の環境活動を総合的に評価する制度として、2010年1月から独自の「グリーンファクトリー認定制度」を運用している。そのなかで、2015年度までの達成目標「レベル2認定基準」として「生物多様性指針」に合致することを盛り込んでいる。「生物多様性指針」では、水使用量の削減や排水による生態系への影響確認などの活動が求められている。

関連セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.