日立製作所は、愛知県豊田市で実施されている「低炭素社会システム実証プロジェクト」に参画し、スマートモビリティの実現に向けた公共交通機関向け運行最適化支援システムの構築を開始する。
同プロジェクトは、低炭素社会システムモデルの構築を目的として、エネルギーやモビリティ、人の行動などのテーマを設定してCO2排出量を削減するためのさまざまな取り組みを推進するもので、経済産業省が豊田市をはじめとして、全国4地域で実施している「次世代エネルギー・社会システム実証事業」のひとつ。
日立は、路線バスを中心とした公共交通機関の運営・利用の最適化をはかる運行最適化支援システムを豊田市のほか、トヨタ自動車、名鉄バスの協力を得て2013年度中に構築し、実運用に向けた実証実験を開始する。
今回開発するシステム及び実証実験の内容は、以下の通り。