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中部電力、鋳造工場向けに90%省エネの取鍋加熱装置を開発

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中部電力、鋳造工場向けに90%省エネの取鍋加熱装置を開発

中部電力は、トヨタ自動車、特殊電極と共同で、従来のガスバーナー式ではなく、アーク放電で取鍋を加熱する「アーク式取鍋加熱装置」を開発し、製品化した。

「取鍋(とりべ)」とは、溶解炉から鋳型をつくる造形ラインまで、溶けた金属(溶湯)を運搬する耐火容器のこと。鋳造工場では、溶湯の温度低下を防ぐため、溶湯を注ぎこむ前に取鍋の内部を予熱する必要がある。

従来のガスバーナー方式では、82%の熱エネルギーが排気により失われ、有効熱量が13%に留まっていたところ、アーク加熱方式を採用したことにより、有効熱量が70%に増加した。また、取鍋内部に発生する酸化付着物(ノロ)の低減、排気により取鍋付近の作業環境が高温になることも防ぎ、騒音も低減できる。

アイシン高丘株式会社 本社工場におけるフィールド試験では、エネルギー消費量が従来方式と比べ91%、ランニングコストにおいては従来方式と比べ60%削減された。本製品は10月15日から特殊電極株式会社より受注販売を開始している。受注可能な取鍋の容量は100~3,000kg。

「アーク式取鍋加熱装置」フィールド試験結果概要

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