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韓国で「環境英雄」李明博(イミョンバク)新大統領誕生

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シャトル外交復活で日韓環境協力に進展

李明博大統領

韓国新大統領の環境政策への姿勢は大統領就任直前に行われた、「環境英雄賞」授賞式のコメントからうかがい知ることができる。李大統領は、ソウル市長時代の「ソウルの森」の造成、清渓川(チョンゲチョン)の復元によるヒートアイランドの緩和など環境問題への貢献を認められて受賞した。
※「環境英雄賞」は、米タイム誌が2006年に第2次世界大戦終戦後発行60周年を迎えたことを記念して選ぶ賞で、ゴア元副大統領やゴルバチョフ元ソ連大統領なども受賞している。

2008年2月、韓国に李明博(イミョンバク)新大統領が誕生した。李大統領は米タイム誌が選ぶ「環境英雄賞」を受賞している。授賞式後、李大統領は、「21世紀は環境と経済が調和しつつ発展する時代」と述べ、地球温暖化ガスの削減、黄砂や砂漠化などの環境問題を、関係諸国と協力して解決に当たる姿勢を示した。また、「環境産業は未来の成長エンジン。新政府は環境産業を重点的に育成する」という抱負も語った。

2月24日の大統領就任式後に行われた福田首相と李大統領の首脳会談では、日韓シャトル外交復活の兆しが見えた。自由民主党総裁と韓国大統領が年に1度日韓を相互訪問して、両国間の課題を話し合うシャトル外交は、過去3回開催されたが、小泉元首相の靖国参拝で、当時の韓国大統領盧武鉉(ノムヒョン)氏が強く反発したため立ち消えとなっていた。会談後の福田首相の「日韓関係は新しい時代を築いていくことになった」という言葉が表すように、今後はあらゆる面で日韓の協力体制が強化されることになりそうだ。

4月の来日に向けて行われた青瓦台(大統領府)の記者会見で李大統領は、「環境問題の大部分は北東アジアで解決することができる」と、日本・韓国・中国の三カ国が協力して北東アジアの連携拡大を提唱。従来の三カ国環境相会よりも、より高度な協議会を創設すべきと主張している。李政権の誕生で環境技術分野での日韓協力が活発化しそうだ。

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