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水車発電で枝垂れ桜をライトアップ 知恵使ったアピールで普及目指す

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小水力発電/環境・エネルギー・農林業ネットワーク

水車

水車の名前、「自彊」は「自ら努めて励む」の意味とか。小規模水力発電の開発可能性は全国で300~400万kWにのぼるとの統計もあり、法改正等の対応が待たれる。
撮影:EEFA南丹代表 松本豊氏

水車発電機を使った電力を地域の活性化に利用する試みが、京都府の地域力再生プロジェクトの一環として、京都府南丹市で始まった。

活動の手始めとして実施されたのが、水車の横にある同市八木町山室の地区集会所横の枝垂れ桜のライトアップ。水車発電で蓄えた電力を使い発光ダイオードでライトアップした。

花が終った後は、「自彊(じきょう)の水車」と命名した水車などをライトアップしている。枝垂れ桜や水車をライトアップして地元の観光名所とするとともに、環境に優しい水力発電の認知度を高めるのが狙いだ。

水車発電機を設置したのは、NPO法人「環境・エネルギー・農林業ネットワーク」(EEFA:イーファ)の支部組織「EEFA南丹」。直系4mの水車が南丹浄化センターから引いた水により1時間に約360回転し、30ワット/時間を発電する。水車発電は、農業用ため池やタンクから水を引く時など、水の落差さえあれば発電できる。また、太陽光や風力発電など他の再生エネルギーと比べて、安定して発電できるのも特徴だ。

EEFA理事長で京都大学名誉教授の芦田譲氏は、「水車を使った発電は石油にかわる環境に優しい身近なエネルギー。鳥獣害対策の電気柵の電源など幅広い用途が考えられるので、もっと普及してほしい」と話している。

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