オフセット・クレジット(J-VER)全国説明会/環境省

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森林資源の利活用で、年度内15件の事業化目指す
―排出量ビジネスチャンスで地域活性化に期待高まる

昨年11月、環境省が創設した国内のプロジェクトにより実現された温室効果ガス排出削減・吸収量を認証するオフセット・クレジット(J-VER)制度がいよいよ本格始動する。オフセット・クレジットをめぐる新たなビジネスチャンスへの注目度は高く、その全国説明会には産業界や自治体から多くが集まった。

今年3月、環境省は林野庁と連携し、間伐等の森林管理により森林のCO2吸収量を増加させる取組みをJ-VER制度の対象プロジェクトと位置づけた。5月には、「高知県森林吸収量取引プロジェクト」「諸戸山林・持続可能型森林経営促進プロジェクト」「北海道4町連携による間伐促進型森林づくり事業」「住友林業株式会社社有林管理プロジェクトI (宮崎事業区山瀬地区)」「徳島県那賀郡那賀町における森林吸収源事業」の5件の申請が受理された。

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