東京モノレールに地上蓄電設備、停電時でも最寄駅まで走行可能に
川崎重工は、東京モノレールから世界で初めて非常時走行を目的とした鉄道システム用地上蓄電設備(BPS:Battery Power System)を受注したと発表した。今回受注したBPSは、同社が開発した大容量ニッケル水素電池「ギガセル」40モジュールで構成される2並列のシステム。2013年3月に品川変電所に設置される。
また、2013年度には多摩川変電所へ設置される予定で、この2変電所へのBPS設置により、停電等で電車が駅間に停車しても最寄り駅へスムーズに移動させることが可能になる。これにより乗客を安全に退避させることができるようになる。
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