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ダイセル子会社、植物由来成分を使用したプラスチックを開発

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セルロース事業などを手がけるダイセルの子会社 ダイセルポリマーは、新たに非可食性バイオマスプラスチック「セルブレンECシリーズ」を開発したと発表した。

同シリーズは、パルプなど木質資源であるセルロースを原料としたセルロースエステル系のプラスチックで、植物由来成分を40~50重量%使用。セルロースは特定の地域に偏ることなく自然界に豊富に存在するため、トウモロコシなどを原料にしたポリ乳酸に比べて、原料調達が容易な点で優位性を持つ。

また、人口増加による不足が懸念される食糧資源に影響を与えないことから、持続可能な社会の実現に貢献できる素材でもある。

今年中に一般グレード、2013年初めに透明グレード、難燃グレードの製品化を予定。今後、欧米市場において環境に配慮したプラスチックの要求が強まるOA機器部品等の用途開拓を進めていく。

セルロースエステル系のプラスチックは、通常、熱可塑性が乏しく可塑剤を添加して成形加工用途で使用されているが、既存の材料では、長期間保管時の可塑剤の揮発による寸法変化や変形が問題となることがあった。

同シリーズは、新規可塑剤、添加剤の処方配合とコンパウンド技術によりこの問題を大きく改善するとともに、成形材料として良好な機械強度を有している。また、環境配慮製品であることを明示するため、日本バイオプラスチック協会のバイオマスプラ(BP)マークの取得を予定している。

なお、同シリーズは、ダイセルグループのダイセルファインケムへの供給も予定しており、同社のセルロースエステル系のプラスチック「アセチ」の新規製品としてメガネ用途などへの展開も進めていく方針だ。

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