> > 味の素、川崎工場に新排水処理設備導入 多摩川への窒素排出量を大幅抑制

味の素、川崎工場に新排水処理設備導入 多摩川への窒素排出量を大幅抑制

記事を保存

味の素は、国内主力生産拠点の川崎工場に、最新の排水処理技術で排水中の窒素濃度を大幅に低減することのできる新排水処理設備を導入した。同工場で処理された排水は、多摩川に排出されている。

新設備には、最新の排水処理技術、微生物脱窒素法(BDN法)を採用。従来の排水処理方法では、窒素の一部を分解することができず、そのまま排出されていたが、BDN法では、数種の微生物を使って窒素を分解することができる。また、有機物を分解した後に排出される汚泥は、有機質肥料の原料として有効利用される。

これにより、排水の汚れを示す生物化学的酸素要求量は10ppm以下、プランクトンなどの大量発生を引き起こす全窒素量を5ppm以下に抑制した。これは法規制値の15分の1以下となる。投資額は33億円。

同工場においては、今回の新設備導入にあたり、2年半にわたって工場全体で排水量削減の取り組みを行い、水を使わない洗浄法、洗浄頻度や時間の見直しなどにより排水量を約40%削減した。同取り組みは、新排水処理設備の建設費用削減だけではなく、エネルギー節減や水資源の保護にもつながる活動となった。

関連カテゴリ

プレスリリースを受け付けております

環境ビジネスオンラインでは、皆様からの環境に関する情報をお待ちしています。

新製品・新サービス、研究内容、法令情報、イベント・セミナー、海外の環境ビジネス情報など、お気軽にお寄せ下さい。お送り頂いた内容を、編集部にて拝見いたします。

こちらから、必要事項をご記入ください

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.