味の素、川崎工場に新排水処理設備導入 多摩川への窒素排出量を大幅抑制

  • 印刷
  • 共有

味の素は、国内主力生産拠点の川崎工場に、最新の排水処理技術で排水中の窒素濃度を大幅に低減することのできる新排水処理設備を導入した。同工場で処理された排水は、多摩川に排出されている。

新設備には、最新の排水処理技術、微生物脱窒素法(BDN法)を採用。従来の排水処理方法では、窒素の一部を分解することができず、そのまま排出されていたが、BDN法では、数種の微生物を使って窒素を分解することができる。また、有機物を分解した後に排出される汚泥は、有機質肥料の原料として有効利用される。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事