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沖縄県久米島西方で海底熱水活動を発見 新たな鉱物資源か

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沖縄県久米島西方で海底熱水活動を発見 新たな鉱物資源か

産業技術総合研究所は、今年8月20日~9月13日に海洋調査船「第七開洋丸」による沖縄県久米島、鹿児島県沖永良部島周辺海域の海底調査(GK12航海)を実施し、久米島西方海域において新たな海底熱水活動域を発見した。

同海底熱水活動域は海底火山のカルデラ内にあり、活発な熱水活動を示すプルームを音響調査で複数確認したほか、海底熱水活動に関係して形成されたチムニーの破片と考えられる試料を採取した。

また、同様なカルデラをもつ海底火山がこの熱水活動域に隣接するように複数存在するが、これらの一部からは熱水活動により形成されたと考えられるマンガン酸化物が採取された。なお、久米島西方海域では、これまでカルデラ地形をもつ海底火山や海底熱水活動は知られていなかった。

同海底熱水活動に伴って鉱床の形成が期待されるため、今後、経産省、石油天然ガス・金属鉱物資源機構との密接な連携のもと、海底熱水活動の分布範囲の把握、活動様式、鉱床存在の可能性について調査・研究を進めていく予定。

産総研は、日本周辺海域の海洋地質図の作成を継続して行っており、2008年度からは琉球列島とその周辺海域の調査を行っている。2011年度の「第2白嶺丸」による調査では、久米島西方海域の一部にカルデラをもつ海底火山を複数確認。これらの海底火山には海底鉱物資源の賦存が期待されるため、今回のGK12航海が行われた。

現在、GK12航海で得た資試料につき「海底地形解析」「採取された岩石・堆積物試料の鉱物・化学分析」「岩石試料の年代測定」「堆積物中のガス組成分析」が行われている。

【参考】
産総研 - 沖縄県久米島西方海域に新たな海底熱水活動域を発見

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