東京都立図書館で新電力による部分供給が発表 猪瀬都知事「電力市場に風穴」

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※画像はイメージです
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東京都は、多様な電力の供給先の確保に向け、平成25年1月より、都立中央図書館(東京都港区)において、東京電力と新電力のエネットとの複数契約(部分契約)を導入すると発表した。今回の導入は、国・地方を通じ、行政機関としては、全国初の事例となる。新電力による部分供給という新システムは、政府も電力システム改革において注目をしている。

猪瀬直樹東京都知事は、12月21日の会見で、「本事例は新電力が参入する機会を作るモデルとなる。これを呼び水に、東京電力など一般電気事業者の寡占が続く市場に風穴をあけることができるのではないか。また、本取り組みはユーザーとしても電力コストの削減につながる」と話した。

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