タイのホテルに最新BEMS、オフィスビルに新冷媒利用の空調蓄熱システム導入

  • 印刷
  • 共有
※画像はイメージです
※画像はイメージです

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、タイで実施している2件の省エネ実証事業の設備が完成したと発表した。今回完成したのは、バンコク市内のアマリ・ウオータゲート・ホテルで実施している民生ビルの省エネ実証事業用施設と、タイ電力公社本社で実施している民生用水和物スラリー蓄熱空調システム。これによりタイにおけるNEDOの新たな取り組みが本格的にスタートする。

アマリ・ウオータゲート・ホテルにおける民生ビルの省エネ実証事業では、既設の照明・空調等のビル内設備を各種省エネ型のものに置き換え、日本の最新技術を駆使したBEMS(Building Energy Management System)で制御することで15%程度の省エネ効果を見込む。今年3月まで実証試験によるデータの評価、検証を行ったあと、タイ国政府機関等と協力して、省エネ診断などによるPR活動を行なう予定。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事