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石油資源開発、北海道標津町で地熱発電の事業化に向けた調査を開始

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石油資源開発、北海道標津町で地熱発電の事業化に向けた調査を開始

石油資源開発は、北海道標津郡標津町(しべつちょう)「武佐岳(むさだけ)地域」において、地熱発電の事業化に向けた調査を開始すると発表した。本調査では、本年6月から掘削準備作業を開始し、8月から11月にかけて調査井1坑の掘削作業を実施する予定。現在、関係する各種許認可申請等の準備を進めている。

武佐岳地域では、同社の調査の後、NEDOによる地熱開発促進調査が実施され、地熱発電が十分可能な280℃を超える地層温度等を確認している。今回の調査は高温域の広がり等地熱貯留層の探査を目的とし、3年間かけて掘削調査を実施する。発電規模は、1万5,000kW程度を想定している。同社は、これまでに培った地熱開発の技術や経験を生かし、また、地元の理解と協力のもと環境に十分な配慮を行いながら、約10年後の運転開始を目指す計画だ。

地熱資源は純国産のエネルギーで、火山国であるわが国は世界第3位の豊富な資源量を有している。また、地熱発電は、温室効果ガスの発生がより少ない再生可能エネルギーで、太陽光や風力発電と異なり昼夜・天候にかかわらず連続して発電できる安定電源であるなど、さらなる利用拡大が望まれている。

経済産業省の資料によると、大規模地熱発電の開発は、固定価格買取制度の設立を受けて機運が高まっているものの、その開発には10年程度を要するため、現時点では同制度の適用を受けた新規運転開始実績はゼロとなっている。

一方、現在進行中の主なプロジェクトとしては、地表調査・掘削調査実施中の案件が8件、探査段階にある案件が1件、環境アセスメント実施中の案件が1件の計10件、また、開発前の地元理解に取り組んでいる案件が非公表案件も含め複数件あるとしている。石油資源開発による武佐岳地域の案件は、地表調査・掘削調査実施中の1件。同社では、北海道阿寒地区でも地熱開発に向けて、地元理解に向けた取り組みを開始している。

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