産総研、市販ガスボンベで発電できるハンディ型燃料電池システムを開発

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※画像はイメージです
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産業技術総合研究所は、市販LPGカセットボンベを使って災害・非常時でも発電可能な、持ち運びできるハンディ燃料電池システムを開発した。

このシステムは、マイクロチューブ固体酸化物形燃料電池(SOFC)を用いているが、電極の構造をナノレベルで制御することによって、LPG(液化石油ガス)などの汎用的で運搬が容易な炭化水素燃料を直接利用できるようになった。急速起動性に優れ、持ち運びができることから、災害・非常時用やアウトドア用、次世代自動車などの移動体用電源への応用が期待される。

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