帝人化成、PPS樹脂事業に参入 韓国企業と合弁会社を設立

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帝人化成は、SKケミカル社(韓国)とスーパーエンジニアリングプラスチック(高機能樹脂材料)の一つである「ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂」に関する事業提携契約を締結した。今年7月に、PPS樹脂とそのコンパウンド(複合材料)の製造・販売を手掛ける合弁会社を設立する。これにより、帝人化成はPPS樹脂事業に参入する。

今後、韓国・ウルサンでPPS樹脂工場の建設を開始し、2015年度に稼働予定。既存のパイロットプラントで生産するPPS樹脂を用いて開発を進め、工場稼働後は、本格的なソリューション提供を行う。アジア市場を中心にグローバル展開を図り、2020年度までに20%のシェアを獲得し、世界トップクラスのPPS樹脂・コンパウンドメーカーへの成長を目指す。2024年度の年間売上目標は約3,500億ウォン。

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