イタリアの大学研究機関が北九州に進出、北九州市立大学と植物工場の実証実験

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フィレンツェ大学国際プラントニューロバイオロジー研究所は、北九州市および北九州産業学術推進機構(FAIS)の支援のもと、北九州学術研究都市内に「北九州研究室」を開設した。同研究室では、北九州市立大学国際環境工学部と共同で、効率的な植物工場の開発を行うため、LEDを用いた光合成の研究や栽培システムについての実証実験を行う。今回、同研究室の開設にあたり、それぞれの機関の代表者が出席のもと、これからの日欧の共同研究について考える、記念セミナーを開催する。

国内外で「植物工場」の研究が盛んに行われているが、レタスなど一部の葉もの野菜の生産が実用化されているのみであり、適用拡大に向けて、光要求性の高い果菜類や穀物生産を実現する栽培の高度集約化および生産に係るエネルギーのより一層の低減化が大きな技術課題となっている。

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