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環境省、CO2排出削減効果の大きい技術開発・実証に事業委託や補助金

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環境省は「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の公募に向け、技術開発等における対象分野や重点的に取り組む課題等に関して、効率的に事業を行うための実施方針を作成し発表した。

同事業は、民間企業、公的研究機関、大学等を対象に、将来的な地球温暖化対策の強化につながる技術開発・実証を委託、または補助にて実施するもの。2月中に公募を開始する予定。実施方針の概要は以下の通り。

【1】対象となる技術開発・実証研究

将来的な地球温暖化対策の強化(規制等)につながり、CO2排出削減効果が大きく、産業界による自主的な技術開発では社会に導入される見込みのない技術開発や実証研究。

【2】対象分野と重点的に取り組む課題

個別の課題に関する技術的・専門的な内容に応じて、以下の4分野にて外部専門家で組織する評価委員会において審査を行い採択する。また、各分野で重点的に取り組む課題について、現時点で想定しているものは以下の通り。

(1)交通低炭素化技術開発分野

  • FCV等の新技術を搭載した大型トラック・バス等及び高効率な燃料供給設備に関する開発・実証研究
  • 電池性能等の向上による航続距離や充電時間の改善等に資する軽/小型EV(超小型車を除く)・充電設備等の技術開発
  • 公共交通の利用、各種モビリティの共同利用等による移動の低炭素化に資する技術とその円滑な運用のためのシステム構築等に関する開発・実証研究
  • 低炭素型(電気、水素等)小型船舶の高効率化、長寿命化等に関する技術開発・実証研究
  • 船舶航行の最適化・高効率化のためのルート検索システム等の実証研究

(2)建築物等低炭素化技術開発分野

  • 既設住宅の省エネ・スマートリフォームのパッケージ化技術及びビジネスモデル構築等に関する実証研究
  • 家電機器・住宅設備組み込み用の低コスト小型ヒートポンプシステムの開発
  • 建築物等における、熱活用方法の拡大や効率化に関する技術開発
  • 照明機器・OA機器・情報機器等を対象とする直流給電システムの技術開発・実証研究
  • 多世帯住宅における熱電融通等による省エネシステムの技術開発・実証研究

(3)再生可能エネルギー・自立分散型エネルギー低炭素化技術開発分野

  • 海洋エネルギー発電の実用化のための耐久性・メンテナンス性の向上に関する技術開発
  • 中低温熱エネルギーや中小水力エネルギーを利用したシステムの高効率化・低コスト化に関する技術開発
  • 地熱発電の発電量増強と環境負荷低減を両立する技術開発
  • 再生可能エネルギーの有効利用に資する蓄エネルギーシステムの実用化・低コスト化に関する技術開発
  • 自立・分散型エネルギー需給システム技術に関する開発・実証研究

(4)バイオマス・循環資源低炭素化技術開発分野

  • 多様なバイオマスに適用可能な低コスト型液体・気体燃料製造技術の実用化に向けた技術開発・実証研究
  • 間伐材等の森林バイオマスの収集・運搬を含む民生・地域産業向けエネルギー利用ビジネスモデル等の構築に向けた実証研究
  • 収集・運搬を含めた循環資源(廃棄物系バイオマスを含む)の利活用システムの低コスト化及び汎用化技術等に関する実証研究

【参考】
環境省 - CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業の実施方針について

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